愛知民報

【17.10.15】安倍9条改憲NO! 署名成功へ決起集会

小田川義和総がかり行動実行委員会共同代表の話を聞く人たち=3日、名古屋市熱田区

 憲法改悪反対愛知共同センターは3日、名古屋市熱田区で、「安倍9条改憲NO!全国市民アクション」(1000人委員会、9条壊すな!実行委員会、戦争する国づくりストップ!憲法を守り・いかす共同センター、九条の会)が呼びかけた「安倍9条改憲NO!憲法を生かす全国統一署名」のスタート集会をおこないました。
 安倍首相は今年5月3日に「新たに憲法9条に自衛隊の存在を書き込む。2020年に新憲法の施行をめざす」と宣言。来年の通常国会での発議を視野に入れています。
 統一署名は安倍改憲阻止の一点で共同を広げるもの。来年5月までに全国で3000万人分集めることが目標です。集会は9月28日に衆議院が解散され総選挙日程が決まったもとでおこなわれ、会場は「総選挙で安倍政権を退場させよう」と熱気に包まれました。
 小田川義和総がかり行動実行委員会共同代表(全国労働組合総連合議長)が講演しました。小田川氏は、総選挙の対決構図について「安倍自公と補完勢力対市民と野党の共闘。選挙は勝ちにいくことが必要。安保法制廃止、憲法9条改悪反対などの政策を一致点に候補者の一本化をすすめなければならない」と力を込めました。
 小池百合子東京都知事が代表を務める「希望の党」への民進党の合流は、「市民と野党の共闘つぶしをねらったもの。希望の党は改憲派で安倍自公の補完勢力にすぎない」と批判しました。
 小田川氏は、選挙中でも3000万署名を旺盛に広げることを提起。「『安倍9条改憲ノー』と書いたのぼり旗は選挙中でも街頭で使用できます。争点隠しを許さない」と述べました。