愛知民報

【18.08.05】住民福祉の推進力 日本共産党奮戦記 あま市 今度こそ3議席を 野中、きけ川、加藤氏

市民と意見交換する(左から)加藤、きけ川、野中の各氏

 

比例正面に

 あま市の日本共産党は、前回までの市議会議員選挙で2回連続して3人の候補者を立てて2議席にとどまる結果でした。
 来年の市議選では、これまでの弱点を克服し、参院選での「比例全国850万票」を正面に、参院選比例の得票目標を市議選の得票目標にして、野中ゆきお(現)、きけ川みつお(現)、加藤てつお(元)の3議席獲得を必ずやり抜く決意で行動を始めました。

 

駅頭宣伝

 党の姿、考え方を多くの市民に知っていただこうという思いから、早くから週1回の名鉄駅頭宣伝に取り組んできました。
 甚目寺(じもくじ)駅宣伝は、野中市議が旧甚目寺町議時代から27年間(現在は野中、加藤で担当)、木田駅宣伝は、きけ川議員が旧美和町議時代から23年間、青塚駅宣伝(きけ川で担当)は11年間、七宝(しっぽう)駅宣伝(野中、きけ川で担当)は10年間続けており、市内と隣接する駅のすべてで毎週定期的に早朝宣伝をおこなっています。

子ども医療費

 議会活動に対する基本的な姿勢としては、住民の行動・運動を支えながら、住民の声を行政に反映させていくためにどうするのかを中心にしています。
 同時に、住民の思いと市長の与党会派との矛盾、党の値打ちをはっきりさせながら、住民要求実現に向けて取り組んでいます。
 その典型は、中学校卒業までの子ども医療費の入・通院とも無料化を求める運動に現れました。
 県内でこの制度がないのが10自治体を切ったときに、住民から無料化を求める声が上がり、請願が議会に提出されました。日本共産党議員団は、市民クラブ(市議会の会派)とも連携をしながら紹介議員になりこの声を議会に届け続けました。
 その後3年間、合計19000人を超える賛同署名が寄せられ、請願に反対していた市議会の最大会派と公明党に市民からの批判が届くようになり、最後は全会一致で請願が採択され、17年から無料化が実現しました。

 

巡回バス運行

 あま市には南北方向に公共交通がありません。共産党は、住民要求にこたえた「巡回バス」の試行運転を実現し、さらに市民の声でコースを増やさせ、市の周辺地域にも走るようになりました。

教室にエアコン

 現在、来年の市議選に向けて「小中学校の教室にエアコンをつけ、子どもの命を守る」署名などの運動を、ママさんと始めています。
(きけ川みつお・あま市議)