愛知民報

【18.08.05】公立学校ブロック塀 高校の72%が危険 県教委が調査結果公表

 愛知県教育委員会は7月13日、県内にある県立・市町村立の幼稚園、幼保連携型認定子ども園、小学校、中学校、高校、特別支援学校のブロック塀の安全点検の調査結果を公表しました。
 調査報告によると、県内の1979校の27%にあたる461校にブロック塀があります。そのうち305校に安全性の問題があることが分かりました。
 小学校は971校中114校(11・7%)、中学校は419校中51校(12・2%)、高校は165校中120校(72%)でした。
 県は安全対策を今年度中に実施する予定は、小学校中学校あわせて5130㍍。来年度実施予定は75メートルとしています。
 学校中もっとも安全性に問題がある学校の多い公立高校は今年度来年度ともブロック塀の整備予定はゼロ㍍でした。
 今回の点検は、外観に基づくもの。今後、鉄筋の接合やモルタルの充てんなど内部の点検がおこなわれます。