愛知民報

【18.07.01】学校施設の点検強化を 名古屋市ブロック塀緊急改修 

 6月18日午前、大阪府北部を震源とする地震が発生し、最大震度6弱を観測しました。 高槻市では小学校の通学路沿いのコンクリートブロック塀が倒れ、小学生が死亡しました。
 この事故を受け、名古屋市は19、20の両日、コンクリートブロック塀が通学路に面している小・中学校、高校、幼稚園34校(園)の緊急点検をおこない、結果を22日に公表しました。
 名古屋市教育委員会によると、大須小学校(中区)、宝小学校(南区)、鳥羽見小学校(守山区)、鳴子台中学校(緑区)の4校で基準を満たしていませんでした。建築基準法では塀の高さが1・2㍍を超える場合、壁にたいして直角方向に突き出して重さを支える「控え壁」を入れる必要がありますが、4校とも塀の高さは1・4㍍から1・8㍍で基準不適合でした。市教委は緊急に改修する措置をとりました。
 日本共産党の、すやま初美参院愛知選挙区予定候補、酒井ケンタロー名古屋市議予定候補は同月21日、ブロック塀が通学路に面している若水中学校(千種区)の緊急調査をおこないました。