愛知民報

【15.06.14】あいち平和行進 被爆70年 核兵器廃絶訴え

 
 5月31日に愛知入りした原水爆禁止国民平和大行進(東京―広島コース)は7日、名古屋市内14地点から中区栄の久屋大通公園に集結する集中行進を行い、合わせて1800人が参加しました。同公園では平和集会「ピースアクションが行われました。愛知県内の行進は「あいち平和行進共同連絡会」が主催しました。
 同会の沢田昭二代表は5月に行われたNPT(核不拡散条約)再検討会議の最終文書が採択に至らなかったことに触れ、「核保有国とその同盟国が核抑止力論から抜け出そうとしなかった」ことを厳しく批判。「圧倒的多数の国は核兵器の非人道性を認めている。核兵器廃絶を求める運動が世界政治を動かしている」と述べ、8月の原水爆禁止世界大会の成功を呼びかけました。
 愛知県原水爆被災者の会の堀三郎副理事長があいさつし、東京―広島コースの?通し行進者?山口逸郎さん、松永洋子さんが紹介されました。
 集会後、「折り鶴平和行進」を行いました。行進は11日、愛知県から岐阜県に引き継がれました。