愛知民報

【15.05.03】医師・看護師・介護士らがデモ 医療制度改悪に反対

 医師・看護師・介護士など医療・介護関係者の待遇改善と、安全安心の医療・介護の実現、社会保障改悪反対の集会「ドクター・ナース・介護ウェーブが4月18日名古屋市内でおこなわれました。
 愛知県医療介護福祉労働組合連合会(愛知県医労連)、愛知県民主医療機関連合会(愛知民医連)、日本自治体労働組合総連合(自治労連)愛知県本部の3団体が共催しました。
 西野ルミ子愛知県医労連委員長は、国会に提出されている国民健康保険の都道府県単位化や病床削減、保険外診療の拡大、入院給食費の患者負担引き上げなど医療制度改悪法案を厳しく批判。「患者の負担を大幅に増やし、受診を抑制する。国民を医療から遠ざけ、重症化を招きかねない」と強調。
 また、安倍内閣の「海外で戦争する国づくりの動きについて「絶対反対。白衣を戦場に送ってはならない」と力説しました。
 看護・介護の現場で働く組合員から「人手不足で職場にゆとりがなくなってきている」「夜勤明けに日勤に入らざるをえないこともある」といった厳しい実態が紹介されました。
 参加者は集会後、デモ行進と街頭署名行動を行いました。