愛知民報

【11.07.17】6月市町村議会新人議員活躍(その3)

循環バス改善を 阿久比町 辻忠男議員

 
 登山事故で亡くなった枡内美渡子さんの議席を回復できました。枡内さんの遺志を受け継ぎ、全力でがんばります。

 6月議会では10月から試行運行される循環バスについて質問しました。町の運行計画では駅や公共施設、大型店を循環しますが、利用者(おもに高齢者や障害者)が多く住む日生白沢団地や阿久比団地などがコースから外れています。

 私は阿久比団地自治会の改善要望書を紹介し、住民の声を真剣に聞き、循環バス運行計画を改善するよう要求しました。

 また、住宅が急増する宮津地域などの保育園充実を求めました。町は「宮津保育園は200人、草木保育園は150人まで定員増が可能。待機児を出さないようする。延長保育も実施する」と回答しました。

防災計画を万全に 大治町 吉原経夫議員

 
 6月議会で、東海・東南海・南海の3連動地震に備える地域防災計画の見直しと原発撤退、再生可能エネルギーへの転換、国民健康保険税1人1万円引き下げを求めました。

 町発注の工事請負契約では、契約の適正をチェックするため、議会の活発な議論を求め、契約議案の委員会付託を要求しました。

 町議選で訴えた政策が、5、6月議会の論議を通じて町民世論になってきています。

 中学校卒業までの医療費無料化、大治中学校のマンモス化対策、庄内川と新川に囲まれた新川東地区に新たな避難所が必要であること、避難所への衛星携帯電話の設置といった要求です。

 町民の声に依拠した議員活動が大切と、改めて痛感しています。