愛知民報

【11.05.29】市街化調整区域の開発規制緩和 農地・緑の減少に拍車

 
 愛知県の大村秀章知事は、自然環境と農地の保護のため宅地開発が規制されてきた市街化調整区域の規制をゆるめ、宅地造成や工場進出を促進する条例案を6月定例県議会に提出する方針です。

 調整区域の開発規制は従来でも抜け穴だらけで、無秩序な開発が広がりました。転用原則禁止のはずの優良農地が工場や倉庫の用地に転用されています。

 開発規制を緩和すれば、農地や緑地の減少に拍車がかかることは明らかです。

 大村知事の企業誘致政策は、自民党政権時代の開発至上主義と規制緩和政策の焼き直しです