愛知民報

【08.06.22】後期高齢者医療制度 廃止は県民の声 

愛知県社会保障推進協議会 自民党県連へ向けてデモ

自民党県連に向けて抗議に向かうデモ参加者
 後期高齢者医療制度で年金から2回目の保険料が天引きされた13日、愛知県社会保障推進協議会(社保協)は名古屋市中区で同制度の中止・廃止を求めて昼休み集会と自民党愛知県連までの抗議デモをおこないました。高齢者や障害者ら約200人が参加しました。

 集会では加藤瑠美子・社保協事務局長が「野党が共同提出した廃止法案を衆院で早く審議させ制度廃止まで共同して運動しましょう」と訴えました。デモ後、参加者は栄のデパート前で宣伝・署名行動を繰り広げました。

日本共産党 街頭で訴え 予定候補者先頭に

後期高齢者医療制度廃止を訴える(左から)木村えみ、さいとう愛子、せこゆき子、佐々木憲昭、八田ひろ子の各氏
 日本共産党愛知県委員会は15日、名古屋市内で街頭演説をおこない、衆院選立候補予定者が後期高齢者医療制度の廃止を訴えました。

 マイクを握った佐々木憲昭衆議院議員は「高齢者差別という設計そのものが間違っている。手直しでは治らない。廃止するほかない」と強調。廃止法案を共同提出しながら審議を拒否する民主党は筋が通らないと批判し審議参加を求めました。