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ハラスメント〝撲滅カフェ〟豊橋市ですやま参院予定候補囲み体験・思い語り合う

ハラスメントをなくそうと参加者と語り合う、すやま予定候補(右)と下奥予定候補=22日、愛知県豊橋市

 「ハラスメントをなくし一人ひとりが大切にされる社会を」と22日、愛知県豊橋市でハラスメント撲滅カフェ@東三河が開かれました。主催は同カフェ実行委員会と日本共産党東三地区委員会です。

 カフェには約10人が集まり、すやま初美参院愛知選挙区予定候補、下奥奈歩比例予定候補を囲んで交流しました。

 すやま予定候補は、国際労働機関で働く場でのハラスメント禁止条約が採択されたことを紹介。「日本でも条約を批准できるようハラスメント禁止を明確にした法整備を進めたい」と党のジェンダー平等政策パンフレットなどを示し日本の現状や党の提案を語りました。「今の遅れたジェンダーの姿勢の根底には男尊女卑、個人の尊厳を否定する安倍政権の政治がある。差別や分断をなくし、被害に苦しむ現場の声を国会に届け法整備を後押しするために今度の選挙で共産党を伸ばし私も国会に駆け上がりたい」と訴えました。

 参加者からは「昔の職場で2時間以上怒鳴られたことがあるけど当たり前のように思っていた」「医療現場では患者からのハラスメントもある。仕事の負担の大きさや日々の忙しさもありハラスメントが起こりやすいのかも」「法律をつくるのが大事だよね」などの意見が出されました。「思い返すと私もセクハラを受けていた。法整備とともに、『いやだ』と言える社会になっていかないといけない」との声も。

 主婦の女性(43)は「ハラスメントを受けてきたけど、どう解決していいか分からなったし話せる場所もなかった。きょうこの場があってよかった。話を聞いて気付かなかった被害に気付き『私も』と声が続いて、ハラスメントをなくしていけたら」と話しました。

 下奥予定候補は「勇気を出して声をあげた人たちと一緒に東三河からもハラスメントをなくす後押しをしたい。『セクハラ罪はない』なんて言わせないように、みんなで一緒に政治を変えていきましょう」と呼びかけました。

(6月25日 しんぶん赤旗)