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怒りは限界に達した 名古屋で「安倍は辞めろ」デモ

「安倍は辞めろ」の横断幕などを掲げて歩くデモ参加者=12日、名古屋市

 安倍政権を終わらせようと12日、名古屋市中区の繁華街では市民ら約200人が抗議デモを行い、買い物客や道行く人の注目を集めました。呼びかけはANTIFA758(アンティファ名古屋)。

 「嘘をつくな」「戦争する国絶対ダメ」「人権無視の首相はいらない」などのプラカードを掲げた参加者が、ドラム隊を先頭に約2キロに渡って「安倍はやめろ」のコールを街に響かせました。

 デモ出発前にあいさつしたアンティファ名古屋の男性(45)は、安倍政権が国民に十分な説明もなく安保法制や秘密保護法などを強行採決し、森加計問題や「桜を見る会」などの疑惑があっても公文書を改ざん・破棄し、やりたい放題だと指摘。格差拡大や自衛隊の中東派遣を批判し、「私たち国民の怒りはもう限界まで達している。安倍政権を私たちの力で終わらせよう。基本的人権も分かっていない人に憲法を触らせてはいけない」と訴えました。

 「安倍政権があまりにも怖くて参加した」と話すのは西尾市の女性(29)。「街頭で声をあげるなど、私にできることを一つずつやっていきたい。子どものためにも平和な毎日を守りたい」

 日本共産党名古屋市議団の江上博之幹事長、社民党の平山良平県連副代表が参加しました。

(1月13日 しんぶん赤旗)