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「桜」に怒り 各地に拡大 繁華街デモ 注目一身

安倍政権の退陣を訴え行進する人たち=19日、名古屋市中区

 「安倍内閣の暴走を止めよう共同行動実行委員会」は名古屋市中区栄で19日、戦争法の廃止、安倍首相の政治の私物化は許さないと訴える集会・デモを開き、市民ら350人が参加しました。

 共同代表の長峯信彦愛知大学教授は、安倍首相主催の「桜を見る会」の税金私物化を批判し「運動を広げ安倍政権を終わらせよう」と訴えました。

 各界のスピーチで、「表現の不自由展・その後」をつなげる愛知の会の高橋良平さんが「河村たかし市長の歴史のわい曲発言は許せない」と強調。天皇代替わりを機に天皇制を考えるあいちネットワークの草地大作さんが

憲法違反の大嘗祭を批判。飯島滋明名古屋学院大学教授は「市民と野党の共同を強め阻止しよう」と語りました。

 参加者は「安倍9条改憲NO」、「疑惑だらけの安倍首相やめろ」のプラカードを掲げ繁華街をデモ行進。街頭の注目を集めました。

 毎回参加している女性(66)は「安倍首相は森友・加計学園問題でも『お友達』を優遇した。公私混同、疑惑まみれの首相は一刻も早く辞めさせたい」と話しました。

(11月22日 しんぶん赤旗)