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過去の反省 解決の道 名古屋で共産党が日韓問題講演会

 日本共産党名古屋東北西中地区委員会は5日、名古屋市内で日韓問題の講演会を開きました。講師は党中央政策委員の小泉大介氏。約100人が参加しました。

 開会あいさつで大野宙光地区委員長は「日韓関係悪化の原因と解決の方向を学び深めていきたい」と述べました。

 小泉氏は、徴用工問題の背景、戦後の日韓請求権協定(1965年締結)までの日韓の交渉過程、日本政府による対韓歴史認識の変化について報告。「日韓関係悪化の根本原因は、安倍政権が歴代政権の『植民地支配への反省』の立場を投げ捨てる態度を取っていること」と批判し、「過去の植民地支配への真摯な反省の立場を土台にしてこそ解決の道が開かれる」と強調しました。

 会場から植民地支配に対する他国の賠償や日本共産党の立場などが質問され、小泉氏は叮嚀に答えていました。

(10月8日 しんぶん赤旗)