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東郷町で親と子の平和のつどい 腹話術・紙芝居でわいわい

 愛知県東郷町で20日、東郷9条の会が「親と子の平和のつどい」を開催しました。家族連れなど60人が参加し、親子3世代で腹話術やマジックショーを楽しみました。

 人業劇団ひらき座がマジックショーや腹話術を披露。クマのタンタンと団員の息のあった掛け合いに子どもも大人も大はしゃぎ。四角い箱が様々な動物に変化するクイズも。子どもたちは「ゾウだ!」「ウサギかな?」と楽しく答えました。

 代表の川瀬まゆみさんの紙芝居は、「あいうえ王」「かきくけ候」「さしすせ僧」の3人があらそう物語で平和の大切さを呼びかけました。川瀬さんは、「安倍政権のすべてに腹がたつ。私たちの芝居が平和を発信する力になればうれしい」。最年少団員ののんちゃん(小6)は、「いつ戦争が始まるか不安だから、やれることを必死にやっていきたい」と話しました。

 9条の会事務局長の三宅暁良さんは、「安倍首相は9条に自衛隊を加えることを明言しました。これは米軍と世界中の戦争に参加するためのもの。再び戦争する国にしないためにも、みんなと思いを共有していきたい」と話しました。

 親子で参加した女性(41)は、「子どもたちにも分かりやすい言葉や内容で平和の大切さが伝わってきました。笑顔のためにも、戦争する世界にしたくないですね」と語りました。

(8月25日 しんぶん赤旗)