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TPPは危険 撤回求め宣伝

 
 環太平洋連携協定(TPP)の大筋合意を撤回し、批准しないことを求めた街頭宣伝が21日、金山総合駅南口(名古屋市熱田区)で行われました。愛知食農健、愛労連のメンバーら7人が参加しました。

 マイクを握った食農健の土井照雄さんは、昨年11月に大筋合意した協定の全容が国民に知らされていないままだと批判。「食料自給率はすでに4割を切っている。TPPを批准すれば、農業の被害はますます深刻なものとなり、日本の食の崩壊につながる」と訴え。
 中根友政さんは、安倍政権がコメなどの重要5品目を交渉対象外にするとした国会決議を投げ捨て、民主党政権時にTPP反対としていた自民党公約も破り、アメリカ追従の政治を行っていることを批判しました。
 大山和成事務局次長は「国会論戦は始まったばかり。大筋合意の中身と危険性を国民に広く知らせていかなければいけない」と語りました。
(1月23日 しんぶん赤旗)