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“大企業優先県政変える” 愛知知事選候補に小松氏擁立

1月15日告示 2月1日投票

知事選への決意を語る小松民子氏
愛知県の「革新県政の会」(日本共産党も参加)は17日、臨時総会を名古屋市内で開き、来年1月15日に告示される県知事選挙(2月1日投票)で愛知県社会保障推進協議会事務局長の小松民子氏(64)の擁立を決定しました。

小松氏は、病院勤務や医療・介護・福祉関係の労働組合役員として活躍。現在、愛知社保協事務局長として、安倍政権の社会保障解体や大村秀章県政の福祉医療制度改悪の反対運動の先頭にたっています。

小松氏は「県の人口1人当たりの民生費、10万人当たりの特養数、小中高の子ども1人当たりの教育費は全国最低クラス。一方で大企業優先の大型公共事業を推進している」と大村県政を厳しく批判し、「県政の転換が必要だ」と強調。小松氏は▽18歳までの医療費無料化など医療・介護・福祉施策の充実▽女性が希望を持って働き続けられる女性支援の強化▽安倍政権の悪政の防波堤となる県政―を重点的に訴えると述べ、「みなさんと力を合わせ、県民の命が輝く県政に変えます」と力強く決意を述べました。

榑松(くれまつ)佐一代表が候補者擁立の経過を報告し、「大企業最優先の県政から、医療・介護、福祉政策の充実、若者や中小企業を支援する県政にしよう」と呼びかけました。

小松氏と榑松氏が、「危ない安倍政権に追随し、大企業優先県政はストップ~いまこそ、つくろう 憲法が生きる、安心と希望を持ってくらせる愛知」とした政策・組織協定に調印。参加者は大きな拍手で応えました。

知事選には小松氏のほか、現職の大村氏(54)が立候補を表明しています。

(2014.11.19)