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あいち高齢者大会 ”制度改悪反対署名広く”

 

 豊かな高齢社会をめざす第16回あいち高齢者大会(同実行委員会主催)が17日、名古屋市昭和区の市公会堂で開かれ、会場超満員の500人以上がつどいました。

 全体会で主催者あいさつにたった伊藤良孝実行委員長(年金者組合県本部委員長)は「国は後期高齢者医療制度の保険料特例制度廃止、さらなる年金支給減額などをやろうとしている。高齢者に対する仕打ちに怒りを覚える。署名や宣伝を広げ、高齢者の抗議の声を安倍政権に突き付けよう」と訴えました。

 秘密保全法に反対する愛知の会共同代表の中谷雄二弁護士は講演で「安倍政権は国民の声を無視して『戦争への道』を進めようとしている。憲法を守り、集団的自衛権行使を許さないため、高齢者と次代を担う若者が手を取り合い運動しよう」と呼びかけました。

 参加者は「集団的自衛権行使容認に反対し、戦争しない平和な日本をつくろう」との大会決議を大きな拍手で採択しました。

 全体会後、参加者は「安倍政権のメディアコントロールとNHK問題」「社会保障連続改悪で次の医療はどうなる」など9分科会で交流しました。

 参加した女性(78)は「老い先短いが孫や子のために平和憲法を残すため署名や宣伝にがんばります」と話しました。

                                   (2014.10.18)