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”強大な組合で悪政阻止” 愛労連 大会で呼びかけ

 「許すな!『戦争する国』づくり、つくろう憲法が生きる日本を」「ストップ!消費税増税、労働者の使い捨て社会」などをスローガンに、愛労連(愛知県労働組合総連合)の第50回定期大会が26日、名古屋市中村区で開かれました。

 榑松(くれまつ)佐一議長は、「集団的自衛権行使容認の閣議決定は立憲主義の否定で、『戦争する国づくり』は許されない」と強調。安倍政権がすすめる経済政策について「大企業と中小企業、正社員と非正規社員など格差を拡大させ、民間と公務員など分断と対立を持ち込んでいる」と指摘し「暴走政治ストップへ国民各層との連帯を広げるとともに、組合を強化・拡大しよう」と呼びかけました。

 来賓あいさつで日本共産党愛知県委員会の岩中正巳委員長は党が安倍政権打倒の国民的運動を提起したと述べ「ともに安倍政権打倒の国民的大運動をやろう」と訴えました。

 大会では▽憲法改悪を許さず憲法が生きる社会づくり▽労働法制の解体、社会保障改悪を許さず、労働者の権利の擁護▽大企業の横暴を規制し社会的責任の追及▽非正規労働者を含み公務、公共サービス、中小企業、医療・介護など各分野での組織の拡大強化▽来年の県知事選、いっせい地方選挙で政治革新をめざす―などの方針を確認しました。