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核兵器廃絶求めるマラソン大会 名古屋

 

戦争反対、核兵器廃絶を求め、第13回あいち反核・平和マラソン&ジョギング大会が4日、名古屋市昭和区の鶴舞公園で開かれました。8歳の男子小学生から79歳の男性まで15人が参加し猛暑のなか健脚を競いました。主催したのは新日本スポーツ連盟愛知県連盟ランニング協会。

 同連盟の青木正男会長は「広島、長崎に原爆が投下されてから68年。安倍政権になって、きな臭い動きが出ていますが、平和だからこそスポーツが楽しめます。核のない平和な世界になるようアピールしながら走りましょう」とあいさつしました。

 反核平和の思いを書いたゼッケンをつけたランナーは、公園を散策する人や沿道の人たちに手をあげて「核兵器廃絶、平和を願って走っています」と声をかけながら元気に走りました。沿道の人からは「がんばって」「核廃絶。私も賛成」と激励の声がかかりました。

 連盟のホームページを見て初めて参加した男性(39)は「ランニングが趣味です。趣味を生かして核廃絶や平和をアピールできるのが嬉しいです。いい汗をかきました」と語りました。東京から夏休みで愛知県の祖母宅へ来ている小学5先生の女子児童は「おばあさんがスポーツ連盟の役員をしているので誘われて参加しました。運動は苦手だけど楽しかった。また走りたい」と話しました。(8月6日)