麻生副総理が改憲に絡んでナチスの「手口に学んだらどうか」と発言した問題で、日本共産党愛知県委員会は2日、名古屋市中区栄で「ナチス肯定は許されない。麻生氏に国政に参加する資格はない」と抗議の宣伝を行いました。
マイクを握った本村伸子県常任委員は、ナチスがワイマール憲法を機能停止させた経緯について「ナチスは国会放火事件を起こし、責任をナチス以外の政党に負わせて非合法化し独裁体制を築いたのです。事実に反する麻生副総理の不見識な見解に心から抗議したい」と訴えました。
河江明美准中央委員は自民党の改憲案にふれ「9条を変え、自衛隊を国防軍にするという。基本的人権さえ侵そうとしています。その改憲を、ナチスの手口をまねして行なえというのは許せません」と批判しました。
本村氏の姿を見て「応援している。頑張って」と握手をしていく男性らがいました。(8月4日)