ニュース

浜岡原発廃炉を要請 中電に党愛知県委員会

 

 日本共産党愛知県委員会は11月27日、名古屋市の中部電力本店に浜岡原発(静岡県御前崎市)の廃炉と原発からの撤退、再生可能エネルギーへの転換を求める要請を行いました。

 要請には、大野ひろみつ(1区)、石川ひさし(3区)、西田とし子(4区)、藤井ひろき(5区)、柳沢けさみ(6区)、郷うこん修(7区)の各衆院予定候補と、もとむら伸子参院愛知選挙区予定候補、八田ひろ子元参院議員が参加。中電からは広報部の大澤滋久副長と、総務部の永井俊課長が応対しました。

 大野氏らは、中部地方は、再生可能エネルギーに適した条件にあると指摘し、「原発の再稼働に向けた資金を自然エネルギー普及に回せば住民から支持されるし、私たちも協力できる。原子力依存度の低い中部電力に撤退への役割をはたしていただきたい」「電力料金値上げを見送ったことは評価している。東北からの避難者のためにも化石燃料を安く仕入れる交渉に努力してほしい」と述べ、「即時原発ゼロ」の党の提言も手渡しました。

 大澤氏らは「自然エネルギーを増やしていきたいのは同じで、普及に努力している。要請はしっかり上に伝えたい」と応じました。(11月29日)