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自衛艦入港拒否せよ 平和団体 名古屋港管理組合に要請

 

 海上自衛隊の護衛艦「せんだい」(2000?)の名古屋港入港(10日)を前に愛知県の平和団体は7月4日、名古屋港管理組合(管理者・大村秀章愛知県知事)に、同艦に入港を拒否するよう申し入れしまた。森俊裕港営部長が応対しました。入港は「乗務員の休養、物資補給、一般公開」を目的に13日までの予定。

 要請には、平和と憲法を守る港区連絡会の青山公平代表、県平和委員会の矢野創事務局長、日本共産党の、もとむら伸子参院愛知選挙区予定候補らが参加しました。

参加者らは「自衛艦の入港は平和な商業港の軍事利用につながる」「県内の高校生に一般公開の案内を郵送するなど、入港は隊員募集のための広報活動だ」「砲弾やミサイルなど危険物を多数積載した軍艦が事故を起こしたら大参事になる」と入港を拒否するよう訴えました。
 
森部長は「入港時に自衛官募集業務はしないと聞いている。港湾法に基づき、港湾業務に支障がない範囲で民間の一般船舶と同様に入港を認めた」と答えるにとどまりました。
 
同問題では、日本共産党名古屋市議団は3日、名古屋港管理組合に入港中止を申し入れました。(7月6日)