ニュース

【08.10.20】革新県政の会が裏金問題について申し入れ

愛知県の「革新県政の会」は、20日、神田真秋県知事に「裏金問題についての緊急申し入れ」をしました。
この間、愛知県の出先機関による不適正な会計処理が会計検査院による国の補助金使途調査で明らかになりました。加えて県費の不正経理も明らかになり、総額は3億円に達するとマスコミで報道されました。とくに、物品購入を装って業者に公金をプールする「預け金」については、知事が記者会見で「裏金」と認めています。

同会は、?第三者機関の調査で全容を徹底究明し県民に公表する?関係する幹部の責任と対応を明らかにし、再発防止策を確立する?知事は責任をとって辞任を―と求めました。
同会は、とりわけ知事の責任は重大だと強調。知事は昨年、「私が知事になってから愛知ではありえない」と豪語し、名古屋市や他府県で裏金が発覚した際も「ない」と断言、オンブズマンの申し入れにも全庁調査を否定しました。

申し入れでは、「積極的な行動を通して知事自身が不正経理や裏金の存在を隠したと言える」と指摘し、知事に「この問題の全面解決は望めない」としています。