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【08.08.22】 トヨタテストコース事業の説明うけ意見交換

 
日本共産党の、せこゆき子、八田ひろ子衆院東海比例候補と、大村義則愛知豊田市議は22日、愛知県庁を訪ね、県がすすめるトヨタテストコースの用地造成事業について説明を受け、意見交換しました。

この事業は、豊田市と岡崎市にまたがる660?の地域を成造し、トヨタのテストコースと研究施設を建設するもの。将来的にはこの施設で約5000人が働く計画です。
対応した企画庁の担当者は「地域振興・活性化につながる事業」と説明。環境影響評価手続きでの野鳥保護団体の要望を受け、サシバの営巣や餌場の保全など土地利用構想の見直しをすすめていること、まもなく用地買収交渉をはじめるなどと報告しました。

せこ氏らは、特定企業のために企業庁が動くことに批判が強いとのべ、「県民が大変な時に、税金を暮らしに関係のないものに使うのは許されない」と指摘しました。

また、下水道整備などの自治体負担、環境破壊、道路渋滞などの懸念をあげ、計画を地元住民に役立つように見直すよう求めました。さらに、県としてトヨタに正規労働者雇用を指導すべきだと強調しました。
大村氏は「地元ではサル、イノシシの居場所が奪われ、農作物などに被害が及ぶ不安が広がっている」と指摘し、対応を求めました。