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【08.07.01】愛知県に環境保全のとりくみについてヒアリング

日本共産党の八田ひろ子衆院東海比例候補は1日、愛知県環境部から環境保全の取り組みについてヒアリングしました。
同県では2010年にCOP10(生物多様性条約第10回締約国会議)が開かれます。
県の「地球温暖化防止戦略」では、温室効果ガスを10年度までに基準年度比6%削減をめざしていますが、最新のデータがある04年度までに9.9%も増加。とくに県内排出量の半分を占める産業部門は01年度以来増加の一途をたどっています。
 一方、県の対策は、排出削減計画の提出を企業に促すなど「事業者の自主的な取り組みの促進」にとどまり、「目標達成は大変厳しい状況」(県担当者)です。

八田氏は、「ヨーロッパ諸国並みに排出規制を行わない国の姿勢が問われていますが、県としても、目標達成に向けた実効ある施策を行ってほしい」と求めました。

県担当者は、「できれば国で(排出規制の)体系をつくってほしい」と述べるにとどまりました。八田氏は、ネコギギ(淡水魚)やシギ・チドリなどの生息地を県の自然環境保全地域に指定するよう要請しました。