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【06.06.18】八田ひろ子前参院議員 奥三河キャラバン 

6月18日「しんぶん赤旗」

 日本共産党の八田ひろ子前参院議員は16、17日、設楽町、東栄町、豊根村など愛知県東三河地方の山間地の町村を訪ね奥三河キャラバン宣伝を繰り広げました。
特養ホームの苑長らと懇談する(右から)田中設楽町議、八田前参院議員=16日、設楽町

特別養護老人ホーム建替えに支援切実 設楽町で苑長、町長らと懇談

 八田さんは16日、設楽町で田中邦利設楽町議とともに街頭から訴えた後、同町にある特別養護老人ホーム愛厚ホーム設楽苑を訪ね、原田稔苑長らと懇談しました。

 原田苑長から、「入居者の46%が設楽町の人で地元の入居者が増えている。同苑に入居を希望している待機者は約40人」などと状況の説明があり、「苑舎が老朽化して建替えが検討されている。国が補助金を出さなくなり資金計画を含めて心配している」と話しました。八田さんらは「高齢者介護問題は国をはじめ公共な支援が必要です。安心して老後が送れようがんばります」と語りました。

 その後八田さんらは設楽役場を訪問し、加藤和年町長と懇談しました。

 同町長は愛厚ホーム設楽苑の建替え問題について「大変に苦慮している。建替えの検討委員会に私も参加して町民の意思を反映していきたい。設楽町に同苑を残すため建設地の提供など検討していきたい」と語りました。

 加藤町長は、母親の介護体験を紹介しながら「3年ごとに介護保険制度の見直をしているが、良い見直しとはいえない。利用者の個人負担が重くならないようにしなければいけない」と強調しました。