総選挙が10日公示されました。国民が、安倍内閣による「森友・加計疑惑」の隠蔽を狙った憲法違反の冒頭解散に抗議し、5年近くになる憲法破壊、民意無視、国政私物化の暴走政治に退場の審判を下すチャンスです。
日本共産党は、安保法制=戦争法廃止、憲法9条改悪に反対の市民や野党と力を合わせ、安倍政権打倒へ全力をあげています。
総選挙で問われているのは安倍暴走政治を許すかどうか。「希望の党」は自公補完勢力の本性があらわになり、「自公とその補完勢力」対「市民と野党の共闘」という政治対決の構図が鮮明です。
自民党候補は「アベノミクスは道半ば」と釈明。元民進の希望の党候補は「政権交代するには仕方なかった」と、市民との共闘を裏切り、自公の補完勢力になったことを弁明しています。
日本共産党は安倍暴走政治に正面から対決。国民の要求を実現する対案をもち、共闘の大義を高く掲げています。企業・団体献金も政党助成金も受け取らず、財界・大企業にものがいえる党の値打ちを語っています。
日本共産党は比例代表東海ブロック(定数21)に本村伸子、島津幸広、中野武史、大野宙光、山越徹の5人の候補者を擁立しました。96万票、3議席以上の獲得が目標。愛知では43万票をめざします。
10日名古屋市内でおこなわれた比例の出発式では本村前議員ら候補者が気迫の訴え。前回の2議席が国会で果たした実績を語り、「憲法破壊の安倍政治を許さない」「直ちに原発ゼロ」「8時間働いたら安心して暮らせる生活を」などと政策を示し、支持を呼びかけてました。