愛知民報

【17.09.24】子育て世代が核兵器禁止条約学習会 「草の根の反核運動に確信」

(前列左から)井上さとし参院議員、中野武史衆院比例東海ブロック予定候補を囲んでおこなわれた学習会=18日、名古屋市中区

 

 日本共産党愛知県委員会は18日名古屋市中区で、子育て世代を対象にしたつどいを開き、約40人が参加しました。井上さとし参院議員を講師とする核兵器禁止条約の学習と、中野武史衆院比例東海ブロック候補を囲んだ懇談の2部構成でおこなわれました。
 1部の学習は「子どもといるとテレビを見られず、新聞はびりびりに破られる。ゆっくり学習したい」というお母さんたちの要望に応えたもの。託児室が設けられました。
 核兵器禁止条約が採択された7月7日の国連会議に日本共産党の代表団の一員として参加した井上議員は、「私は広島の被爆2世です。原爆で亡くなった広島の母校の先輩と平和公園の『原爆の子の像』に条約採択を報告し、祈りを捧げました」と語りました。
 井上氏は、条約採択を妨害した核保有国と国連会議に不参加の日本政府の対応を批判。「安倍首相は被爆者から『どこの国の総理だ』と怒られた。世界唯一の被爆国の日本政府が条約に反対するとは許せない」と述べ、ヒバクシャ国際署名の成功と解散・総選挙での日本共産党の前進を訴えました。4歳と2歳の子と参加した緑区の女性(37)は「草の根の反核運動が重要だと確信しました」と話していました。
 2部で中野候補は「解散・総選挙が目前です。比例東海での共産党3議席に力を貸して下さい」と訴えました。