愛知民報

【17.06.11】あいち平和行進 核兵器禁止条約実現へ ヒバクシャ国際署名呼びかけ

被爆者を先頭に、核兵器をなくそうとアピールする折り鶴平和行進=4日、名古屋市中区

 5月31日に愛知入りした原水爆禁止国民平和大行進(東京―広島コース)は4日、名古屋市内14地点から名古屋市中区の白川公園に集中する行進をおこないました。のべ約2000人が参加しました。同公園では平和集会「ピースアクション」がおこなわれました。 愛知県内の行進は「あいち平和行進共同連絡会」が主催。同会の沢田昭二代表は、15日からニューヨークで再開される核兵器禁止条約の第2会期交渉会議について「原水爆禁止世界大会が長年掲げてきた目標が実を結ぼうとしている」と評価。「条約が発効すれば、核保有国や核の傘にしがみつく日本政府への強い圧力になる」と述べました。
 国連本部にヒバクシャ国際署名を届ける横江英樹原水爆禁止愛知県協議会事務局長は「条約を後押しする署名です。少しでも多く持っていきたい」と、署名の拡大を呼びかけました。
 集会後、中区大須の繁華街で被爆者を先頭にした「折り鶴平和行進」がおこなわれました。行進は11日に岐阜県へ引き継がれます。