愛知民報

【18.05.13】住民福祉の推進力 日本共産党奮戦記 岩倉市 県内最高議席占有率めざす ますや、木村、高橋氏

市政リフォーム

 日本共産党岩倉市議団は、8年前の議員定数18のときまで4議席ありましたが、定数15に削減されてからの2回の選挙で議席を減らし、2議席になってしまいました。
 来春の市議選で何としても3議席復活をと、ますやのりこ、木村冬樹両議員に続く3人目の予定候補者を決定しました。4月22日に開かれた岩倉市の全党員会議で、高橋久(たかはしひさし)氏が紹介され、市議選をたたかう決意を表明しました。
 高橋さんは、仙台で生まれ、東北工業大学卒業後、全国の建設現場で働いてきた人です。2010年に中部地方の建設現場の担当となり、岩倉市に転入しました。
 東日本大震災のときは、仙台の実家や親せき宅が壊滅的な被害を受けました。
 日本共産党とは学生時代に出会い、入党。仕事で転々とする中でも、各地で党の活動に参加してきた人です。これまで日本共産党岩倉市議団にはいなかった建設・工事の専門家で、「市政をリフォーム!」を合言葉に市民とともに奮闘します。

安倍政治ノー

 いま、安倍政権を土台から揺さぶる情勢の大激動が起こっています。国政私物化、公文書改ざん、「安倍事案」や「首相案件」、データねつ造、教育への介入、情報隠ぺい、文民統制の崩壊、セクハラ問題など、政府全体が安倍強権政治の毒にむしばまれています。
 また、秘密保護法、集団的自衛権行使容認、安保法制=戦争法、共謀罪など、憲法を壊してきた安倍政権に憲法を変える資格などありません。
 来年の統一地方選と参院選で、安倍政治を終わらせましょう。

議会改革の力

 岩倉市議会ではこの3年間、議会改革を進めるなかで、以前より請願・陳情が採択されるようになりました。
 市議会は全会一致で、安保法制や共謀罪の慎重審議や日米地位協定の抜本的見直し、介護保険の軽度者への給付継続、国民健康保険の国庫負担引き上げなどを求める意見書を国に提出しています。
 共産党議員団の論戦と運動により、水道基幹管路の耐震化や市民参加条例の制定、市内2か所目の地域包括支援センター設置、就学援助の入学準備金の入学前支給、国民健康保険税引き下げなどが実現しました。
 ますや、木村両議員と建設・工事の専門家高橋さんで日本共産党市議団をつくれば、市民のくらし・福祉を守る確かな3議席となり、市議会を動かす力が強くなります。
 現在、引退を表明している現職議員はなく、有力候補者が定数の15議席を争う大激戦が予想されます。3議席獲得で県内最高の議席占有率をめざし全力でがんばります。
(木村冬樹岩倉市議)

市議会3議席回復に向け気勢をあげる人たち=4月22日、岩倉市