愛知民報

【16.12.18】太平洋戦争開戦75周年 憲法守れ 声大きく

 
 旧日本軍がハワイ・真珠湾を奇襲攻撃し、太平洋戦争が始まった1941年から75年の8日、反戦平和、現憲法擁護の催しがおこなわれました。
 名古屋市内ではペットボトルの中にLEDランプをつけた?ともしび?を持って行進する「平和のともしびウォーク」がおこなわれ、瑞穂、昭和、千種、名東、東、中の各区から千種区の今池西公園まで延べ350人が歩きました。
 同公園での集結集会では、憲法違反の安保法制=戦争法の廃止、「戦争をする国」をめざす9条改憲の阻止、安倍政権を退陣させる大運動を呼びかけるアピールが採択されました。
 千種・名東コースを歩いた文本満津子さん(69)は「安保法制など強行採決を繰り返すアベ政治は不安。戦争は絶対反対です」と話していました。
 国会では衆参両院の憲法審査会が再開され、自民党が「緊急事態条項の創設」などの内容を盛り込んだ改憲を主張しています。野党委員からは自民党改憲案を批判する意見が出されています。
 愛知県母親大会連絡会は同日、名古屋市中区で旧日本軍の召集令状を模した赤いビラを配る赤紙(あかがみ)宣伝をおこないました。