日本共産党の武田良介参院議員は20日の参院環境委員会で、当選後初の質問をおこないました。武田氏は山本公一環境相にたいしリニア中央新幹線建設工事の環境影響についてただしました。
武田議員はリニア建設の環境影響評価に付された「(環境影響を最大限回避・低減しても)なお、相当な環境負荷が生じるという環境大臣意見に変わりないのか」と確認。山本環境相は「踏襲していく」と答弁しました。
武田議員は、長野県大鹿村のリニア建設残土置き場に予定されている場所で1961年に土砂災害が発生したことを指摘。
「住民は残土による災害の危険を心配している」と述べ、リニア建設工事の中止を求めました。
春日井リニアを問う会の川本正彦さんは「リニアの環境破壊は多岐にわたる。もっと政府を追及してほしい」と武田議員への期待を語りました。