愛知民報

【16.10.02】世界の戦場に直結する小牧 平和県民集会に緊迫感

 
 戦争法廃止、航空自衛隊小牧基地の侵略的強化反対、県営名古屋空港の平和利用を求める小牧平和県民集会が9月25日、小牧市内でおこなわれ、約450人が参加しました。集会後、小牧市内を行進しました。
 小牧基地はC130H輸送機、KC767空中給油機が配備されている海外派兵の輸送拠点です。
 今回の集会は、戦争法の具体化がすすみ、海外での武力行使を想定した日米共同訓練が拡大するもとでおこなわれました。
 主催者あいさつをした望月敦尾張中部地区労働組合総連合議長は、「小牧基地の機能強化をやめさせ、平和な県営空港にしよう」と呼びかけました。
 日本共産党の本村伸子衆院議員は「空自の次期主力戦闘機F35は米国から購入する42機のうち38機が名古屋空港に隣接する三菱重工小牧南工場で組み立てられる」と指摘。基地機能強化を進める安倍政権を批判しました。
 同党の、しもおく奈歩県議と周辺市町の議員が参加しました。民進党の近藤昭一衆院議員から連帯のメッセージが寄せられました。
 9月28日、同実行委員会は基地司令に基地機能強化に反対する要請書を提出しました。