愛知民報

【16.09.25】安保法 「専守防衛」破る 元陸自レンジャーが証言

 
 安保法制=戦争法の廃止、愛知の戦争拠点化に反対する小牧平和県民集会(9月25日)の成功をめざす事前学習会が11日、名古屋市内でおこなわれました。県平和委員会などでつくる実行委員会が主催しました。
 元陸上自衛隊レンジャー隊員の井筒高雄さんが講演。海外で自衛隊員が「殺し殺される危険が迫っている」と告発しました。レンジャーとは戦闘行為、スパイ活動など特殊な訓練を受けた隊員のこと。訓練中、上官の命令には「レンジャー」と答えることしか許されません。過酷な訓練で死亡事故が発生することもあります。
 井筒さんは、入隊時に全員が日本国憲法遵守と専守防衛の『服務の宣誓』をおこなうことを紹介。「集団的自衛権行使を容認する安保法制は宣誓の内容と違うと思い、自衛隊を退職した」と語りました。
 その上で、「多くの自衛隊員は海外で殺し殺される任務など望んでいない。強い危機感と抵抗感をもっている」と強調しました。
 井筒さんは、南スーダンPKOに参加する陸自部隊に戦争法による新任務・駆けつけ警護が付与されることの危険性を強調。「銃撃戦となる可能性は高い」と語りました。