愛知民報

【16.06.19】迫る参院選 共産党の躍進が新しい政治つくる 小池書記局長 街頭演説

 参議院選挙は22日公示、7月10日投票の日程でおこなわれます。独裁と戦争への逆流か、立憲・民主・平和の新しい政治かが最大の争点です。日本共産党は愛知県内で比例代表43万票以上の獲得、愛知選挙区での、すやま初美候補勝利をめざし全力をあげています。

 
 日本共産党の小池晃書記局長は、参院選公示が迫る14日、名古屋市中区栄、名鉄東岡崎駅前、豊橋駅前の3カ所で街頭演説を行い「比例は共産党、愛知選挙区はすやま」と支持を訴えました。小池氏が今年4月書記局長に就任後愛知県で演説するのは初めてです。
 小池氏は、安倍首相が野党共闘を「民進党と共産党の野合」と攻撃していることに正面から反撃。「許せないのは憲法を壊した安倍政権です。立憲主義を取り戻すのは緊急課題。野党共闘に共産党が入っていることがぶれない政治の保証」と力説。複数区でも野党が競い合って与党と補完勢力を少数に追い込むことを表明しました。
 小池氏は「アベノミクスは失敗。消費税増税はあきらめるべき」と述べ、同党の政策?税金の集め方?税金の使い方?働き方―のチェンジを紹介しました。
 小池氏は「戦争への足音が耳もとできこえるようなそんな情勢の中で、いま立ち上がらずしていつ立ち上がるのか」と語りました。
 たけだ良介参院比例代表候補は豊橋で、すやま初美参院愛知選挙区候補は名古屋、岡崎、豊橋で必勝の決意を語りました。

市民が連帯

 
 11日、名古屋市中区で開いた参院比例・愛知選挙区すやま初美選挙用事務所の開所式では、安全保障関連法に反対するママの会の増田奈緒子さん、市民連合@愛知の愛敬浩二名古屋大学教授が「野党と市民が共同する選挙。すやまさんを応援します」と激励しました。安保法制反対で共同する他会派の地方議も参加しました。

若者が連帯

 日本民主青年同盟愛知県委員会は12日名古屋市の金山総合駅前で宣伝。たけだ、すやま両候補が参加しました。対話に応じた男子学生は「友人がブラックバイトに追われて退学した。若者を支援する政策を掲げる共産党に期待します」と話していました。