愛知民報

【16.06.05】民主青年同盟が参院選勝利に向け集会  池内さおり衆院議員 「個人の尊厳が守られる社会を」

 
 日本民主青年同盟愛知県委員会は5月29日、日本共産党の池内さおり衆院議員と、すやま初美参院愛知選挙区候補を迎え、参院選勝利をめざすトークライブをおこないました。
 すやまさんは、「選挙は私たちの要求を実現する場。みなさんといっしょに選挙をたたかって勝利したい」と決意を表明。
 池内さんは冒頭、共産、民進、社民、生活の野党4党が共同提出し成立したLGBT(同性愛者など性的少数者)に対する差別解消法案の作成に携わったことに触れ、野党共闘がすすむ国会の状況を報告しました。
 池内さんは、みずからの入党の動機を語りました。学生の時に「小林多喜二のお母さんを描いた三浦綾子さんの小説『母』を読んで、日本にこれほど熱く生きた人がいるんだと強く感動」。入党し「素晴らしい人間集団の日本共産党を大きくしなければ」と党専従に。25歳で衆院に立候補したと語りました。
 最後に、池内さんは、「希望を押さえつけるものには立ち向かってほしい。正当な怒りを持つためには学ばなければいけない。ともにたたかっていきましょう」と共産党への入党を呼びかけました。
 会場の若者からの質問に、すやまさんと池内さんが答えました。
 「安倍さんの高支持率はなぜ」との質問に、すやまさんは「消費税や基地問題を見ても、多くの人は安倍政権の政策に反対。積極的に支持しているのではなくて、代わる受け皿が見えないことが大きい」と述べました。
 「高齢化がすすむ中でどんな社会が必要か」という問いに、池内さんは「だれでも人生の最後まで自分らしく生きていきたい。お年寄りをお荷物のように見る捉え方は乗りこえたい。個人の尊厳が守られる社会が必要」とこたえました。
 参加した女性介護職員は「今年就職しました。介護現場は深刻です。参院選で政治を変えたい」と話しました。20代の女性が「今日は勇気をもらった」と共産党に入党しました。