愛知民報

【16.04.17】「比例・共産、選挙区・すやま」 県内各地で注目と期待

 
 「共産党は嫌いだったが好きになった。ありがとう」―夏の参院選に向け県内を駆けめぐっている日本共産党の宣伝キャラバンで、戦争法廃止、安倍政権打倒の野党共闘をすすめる同党に幅広い有権者から期待が次々と寄せられています。
 9日、名古屋市昭和、天白の両区でおこなわれた宣伝では、すやま初美参院愛知選挙区予定候補、柴田民雄、田口一登、さはしあこの各市議が支持を呼びかけました。
 天白区の団地では「安倍首相はけしからん。戦争する国はダメ。もっと共産党の考えをあちこちで話して」と声がかかりました。
 10日には、尾張旭市と名古屋市千種区で井上さとし参院議員を迎えた演説会がおこわれ、たけだ良介参院比例予定候補とすやま候補は、戦争法、消費税増税、学費・奨学金、ブラック企業など安倍政治を転換する政策と決意を表明しました。
 井上氏は、「自公と補完勢力対4野党と市民」という参院選の対決構図を示し、「戦争法廃止と立憲主義回復、くらし中心の経済再建へ全力をあげる」と述べました。
 同氏は、?安倍政権の暴走に確かな足場を持って対決し、転換の展望を指し示す党、?国民の共同、野党の共同を何よりも大切にし、共同の力で政治を変える党、?安倍政権に代わる責任ある政権構想「国民連合政府」を提唱する党という日本共産党の3つの値打ちを語り、「自由と民主主義、反戦を貫いた歴史を持つ党をぜひ大きく」と支援を呼びかけました。
 演説を聞いた千種区の鈴木一さん(81)は「空襲のとき、命からがら逃げました。戦争はいかん。反戦平和を貫く共産党を支持します」と話していました。