日本共産党が11月1日、名古屋市緑区の大高緑地で開催した第35回あいち赤旗まつりは、昨年の7000人を上回る8000人が集まり、来年7月の参院選の躍進・勝利をめざす同党の勢いを示しました。
「期待持てる」
今回のあいち赤旗まつりのテーマは、戦争法(安保法制)廃止の国民連合政府実現と来年7月の参院選勝利。
記念講演した同党の山下よしき書記局長は参院選について「『戦争法廃止の国民連合政府』を提案した党として躍進することは国民的責務」と語り、比例代表の8人以上の当選と愛知選挙区すやま初美候補の勝利で「戦争法廃止の議席を増やそう」と呼びかけました。
「国民連合政府」提案は、国会での戦争法案阻止の野党共闘を発展させるもの。社民党県連幹部は「赤旗まつりに初めて参加した。山下氏の講演を聞き、国民連合政府にますます期待がもてる気がしてきた」と語りました。
多さに びっくり
「人の多さにびっくりしました」「共産党はこんなお祭りをやっていたんですね。知りませんでした」と初参加の人。
「美味しかったし、楽しかった」――。焼きそば、焼き鳥、おでん、産直野菜、瀬戸物、書籍市など約80の出店が並んだ模擬店街は大盛況でした。
目立つ若者
今回、目立ったのが若者の姿。若者の特設ステージでは、「JACK THE RED FLAG」と銘打ち、池内さおり衆院議員、無党派の若者や反ファシズムグループのメンバーによるシンポジウムやロックライブがおこなわれました。
この模様はネット中継され、1万人以上の視聴がありました。
会場で入党
日本共産党は今年6月から9月までの党勢拡大「大運動」の期間に、全国で5000人の入党者を迎えました。あいち赤旗まつりの会場では6人が入党しました。
沖縄に連帯
会場で沖縄の辺野古米軍新基地建設反対運動に連帯する募金約44万円が集まりました。すやま初美さんは辺野古支援に向かいます。