愛知民報

【15.07.19】戦争反対の世論大きく デモの隊列が膨れ上がり

ストップ安倍

 
 名古屋市中区では11日、日本民主青年同盟(民青同盟)愛知県委員会などが呼びかけた「ストップ安倍 名古屋パレード」が行われました。
 出発集会で日本共産党の本村伸子衆院議員が国会情勢を報告。「『後方支援』というが憲法違反の武力行使と一体。憲法9条を壊し、若者を戦場に送る戦争法案を絶対に許しません」と強調しました。
 参加者はプラカードや横断幕を手に「戦争する国反対」などと唱和しながら大須や栄の繁華街を行進しました。当初150人だったデモ隊は300人にふくれ上がり、新城市から参加した女性は、「小学5年と2歳の子がいます。当たり前の平和がなくなりそう」と話していました。
 日本共産党の、たけだ良介参院比例代表予定候補、すやま初美参院愛知選挙区予定候補らも参加しました。

アピール1万人

 憲法と平和を守る愛知の会は、昨年呼びかけた憲法解釈変更による集団的自衛権行使容認に反対する県民アピールの賛同者が1万人を越えたとして、新たに戦争法案反対のアピールを発表しました。
 14日に名古屋市内で行った記者会見で発起人の纐纈和義弁護士は「戦争法案は、憲法ないがしろにし、破壊するもの。阻止は弁護士の使命だ」と述べ、戦争法案阻止の行動を一刻を争って広げることを表明しました。

暴走止めよう

 広範な市民が共同する「安倍暴走を止めよう共同行動実行委員会」が同日夜に開いた集会とデモには1500人以上が参加。春日井市の男性(52)は「あらゆる権利を行使して安倍政権を退陣に追い込みたい」と話していました。