愛知民報

【13.08.11】麻生副総理の憲法破壊のナチス肯定発言 日本共産党愛知県委員会が抗議宣伝

 「ナチスを肯定する麻生太郎副総理の発言は許されない。麻生氏に国政参加の資格はない」―。
 日本共産党愛知県委員会は2日、麻生氏が改憲について「ナチスの手口に学んだらどうか」と発言した問題で、名古屋市中区で抗議の宣伝をしました。
 八田ひろ子副委員長と河江明美、本村伸子両常任委員が麻生発言を糾弾。
 「ナチスは国会放火事件を起こし、責任をナチス以外の政党に負わせて非合法化し、ワイマール憲法を機能停止させて独裁体制をつくりました。麻生氏は不見識で心から抗議します」「自民党改憲案は9条を変えて国防軍を創設し、基本的人権を侵そうとしています。その改憲の手口をナチスに学ぶのは許せません」などと訴えました。
 

自民・石破氏 「軍法会議 死刑も」

 自民党の石破茂幹事長が4月にBSテレビ番組で行った9条改憲と軍法会議問題についての発言が、国民の強い不安と反発を招いています。
 同氏は、自民党改憲案にある国防軍審判所(軍法会議)について「(国の出動命令に)従わなければ最高刑に死刑がある国なら死刑、懲役300年なら300年」と、刑罰で脅す考えを示しました。