愛知民報

【13.04.28】日本共産党 西尾市議選に3氏 福祉、防災に全力 

 5月19日告示の西尾市議選(26日投開票)で、日本共産党は現職の牧野次郎(57)、前田おさむ(57)両氏、新人の宮地いさお(58)氏が現有3議席の確保をめざしています。

牧野次郎氏

 

前田おさむ氏

 

宮地いさお氏

 

安倍悪政“ノー”の審判も

 合併後初の大選挙区選挙で、定数30(4減)に約40人が立候補予定の多数激戦の様相。参議院選挙を控えて党派間闘争が強まり、日本維新の会系の新人も立候補の動きです。

 西尾市議会は、日本共産党以外は市長提案に何でも賛成のオール与党。県内で4番目に高い国民健康保険税、就学援助基準が厳しく西三河地域の半分の受給割合にとどまるなど、市民の暮らしが切り捨てられています。

 日本共産党市議団は、議会で市民の切実な声を取り上げ、中学卒業まで医療費無料化、各種ワクチンの接種補助、耐震改修工事の補助充実、津波対策の標高表示、住宅用太陽光発電補助の引き上げなど、抜群の実績をあげています。

 今年3月議会では、コミュニティバス拡充、津波・水害から命を守る対策、県が改悪をねらう子ども医療費無料制度の継続を市に約束させました。

 今回の市議選では、津波避難所の確保、国保税1人1万円引き下げ、中小企業や農業の新規就業青年支援、病院や買い物に直接行けるミニバスの運行、宅配給食の毎日実施、保育園・学童保育の拡充などを公約し、期待を広げています。

 同党は、暮らしを守る3議席確保と一体で参院選勝利への流れをつくり、西尾市から安倍政権の暴走ノーの審判を下そうと呼びかけています。