愛知民報

【10.11.14】あいち赤旗まつり いっせい地方選勝利へ心一つに 参加1万人超す 共産党の前進に意気あがる

 
 「来年のいっせい地方選勝利への力がわきました」――第32回あいち赤旗まつりが3日、名古屋市緑区の大高緑地公園で開かれました。晴天のもと、1万人を超える参加者がいっせい地方選での日本共産党を前進させる決意を固め、歌手の普天間かおりさんのステージや物産展・模擬店などの催物を楽しみました。記念式典では、日本共産党の地方議員・候補者が勢ぞろい。講演した市田忠義書記局長が日本共産党の役割、値打ちを語り、同党のいっせい地方選勝利を訴えました。

 

民主党の「自民党化」 市田忠義書記局長

 
 市田氏は「民主党の『自民党化』がすすんでいる」として次のように語りました。

 暮らしと経済の問題では、国民が非正規労働者の大量解雇などで苦しむなか、菅内閣の「新成長戦略」はまっさきに法人税減税を打ち出しました。結局は「国民生活第一」より「財界の利益が第一」というのが菅政権の姿です。

 外交でも、菅政権は環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉に参加すると表明しました。TPPに参加し、関税率がゼロになれば食料自給率が14%まで落ち込んで日本の農業は壊滅します。

 政治とカネの問題でも小沢一郎元代表の政治資金疑惑問題、企業・団体献金の受け入れ再開など自民党と同じ体質です。

 大企業にもアメリカにも堂々とモノをいい、金権腐敗と無縁の共産党の出番です。

共産党の値打ちわかった 参加者の声

 「講演を聞き、領土問題で堂々とものが言えるのは侵略戦争に反対した党だからということに納得した」(60代男性)

 「県議空白克服のため、いたくらさんに当選してもらわねばならない。ビラ配りでもなんでも手伝う」(一宮市の女性)

 「市田さんの話で日本共産党の素晴らしさがよくわかった」(初参加の大学3年生)