愛知民報

【10.05.02】人間らしい生活を 200人がパレード 愛知青年大集会(イブニングメーデー)

 「つながれば、変えられる」と愛知青年大集会(イブニングメーデー)が4月25日、名古屋市昭和区の鶴舞公園で開かれました。16日に東京で開かれる全国青年大集会のプレ企画です。愛知県労働組合総連合青年協議会や日本民主青年同盟愛知県委員会などでつくる実行委員会が主催しました。

 正規・非正規労働者、学生ら200人が集まり、集会後は中区栄までパレードしました。

 実行委員会の串田真吾委員長は、青年・学生が運動を続け、労働者派遣法の改正が焦点になり、公立高校授業料無償化が実現したと報告。「民主党政権になっても『派遣切り』や高学費など深刻な実態があります。人間らしく生きられる社会をめざし、政治を変えましょう」と訴えました。

 全国大集会実行委の野村昌弘全国労働組合総連合青年部書記長が激励に駆けつけ、「日本の青年の死因のトップは自殺。このような事態は青年の自己責任ではありません。全国集会の成功で働く喜びと希望を取り戻そう」と呼びかけました。

 リレートークで、学生、派遣切りや不当解雇とたたかう青年らが次々と発言。愛知県学生自治会連合の山口純平委員長は「学生は世界一高い学費、就職難で大変です。学生が安心して学べるように運動しましょう」と話しました。

 大学に今春入学した女子学生(18)は「先輩に誘われて参加しました。社会を変えるため、全国集会にも友だちを誘って参加したい」と話していました。