愛知民報

【10.04.18】日本共産党 参院選へ臨戦態勢 国民が「2大政党」に不信と批判

躍進の大きな契機

 日本共産党は13日、「全国都道府県委員長、地方議員・候補者会議」を開きました。志位和夫委員長は「国民が『2大政党』に不信と批判を向けており、党躍進の大きなチャンスを迎えている」として、参院選に向け臨戦態勢を確立するよう訴えました。同党は県内各地で、「政治を前へ」ポスターの張り出しや過半数有権者との対話、党員・「しんぶん赤旗」読者を増やす活動に取り組んでいます。

 

新たな共同

 「保守地盤」といわれた農協や医師会、業界団体で自民党支持が崩れ、日本共産党との交流が広がっています。

 日本共産党の、かわえ明美参院比例予定候補は2日、刈谷商工会議所を訪れ、渡辺富香専務理事と地域経済の活性化について意見交換しました。4日は名古屋市水族館の祖一誠館長と懇談。地球環境や生物保護の問題を話し合いました。

 もとむら伸子参院選挙区予定候補は2月以降、半田市酪農組合、愛知県漁業協同組合、名古屋商工会議所、岡崎信用組合の役員らと懇談しています。

 かわえ、もとむら両候補は、懇談のなかで出た雇用や中小企業対策、農漁業関係などの要望を政府省庁に提出し実現を求める交渉を毎月おこなっています。

過半数対話

 名古屋市港区の当知支部は、有権者の過半数との対話に取り組み、2月以降、約400軒を訪問。「日本共産党の躍進で後期高齢者医療制度廃止を」と政策を語り、6人の党員を迎え、20数人の「しんぶん赤旗」読者を増やしました。

街中にポスター

 ポスター「政治を前に」を1枚残らず張り出そうと各地で奮闘しています。犬山市や蒲郡市は11日にポスターの張り出しを完了しました。

 名古屋市西区の庄内支部は10日、読者や支持者宅を訪問。32枚のポスターを張り、「しんぶん赤旗」読者も増やしました。

懇談会・集い盛況

 同党西三河地区委員会は11日、佐々木憲昭衆院議員が出席し、地域経済を考える懇談会を開きました。経済団体や金融機関などに400通の案内状を送り、自治体首長や議会議長に案内しました。懇談会には商工会議所役員、中小企業経営者、教育関係者ら70人が参加。活発な意見交換がおこなわれました。
 名古屋市守山区の白沢支部は3月30日、支部独自の「集い」を開き、過去最高の70人が参加。「しんぶん赤旗」読者11人を拡大。4月はこれまでに8人読者を増やしています。