愛知民報

【10.04.11】「核兵器のない世界を」国際署名 県内21万超す さらに

 
 5月にアメリカのニューヨークで開催される核不拡散条約(NPT)再検討会議に提出するため、愛知県70万をめざす「核兵器のない世界を」国際署名は3月末で21万人分を突破しました。12自治体の首長・議会議長も署名しました。

 NPT会議に呼応してニューヨークでおこなわれる国際平和行動に参加する代表団の結団式が3月27日に開かれ、県内21万人分を含め全国543万人分の署名が前月に船積みされニューヨークに向かっていると報告されました。船積み後に集めた署名は国際平和行動参加者が持参します。

 結団式に参加した病院職員(24)は「患者さんらに協力を訴え、1人でも多くの署名を持って行きます」。日本福祉大学原水爆禁止実行委員会の学生(21)は「新入生歓迎運動と結びつけ、新入生に署名を訴える」と話しています。

 愛知県労働組合総連合は3日、名古屋市中区の繁華街で署名活動に取り組みました。国際平和行動に参加する吉良多喜夫事務局長が「私がみなさんの署名を国連に届けます」と訴え、通行人が署名していきました。