愛知民報

【08.12.07】青年キャラバンカー三河路巡る

「ホンネ言っちゃお」

 八田ひろ子さんと雇用守れと訴える青年たち
 日本共産党の青年キャラバンカー「若者ホンネ言っちゃお」カーが11月22、23日、トヨタグループ企業が集中する三河路を駆け巡りました。

 各地で、派遣労働者の使い捨てを追及した志位和夫日本共産党委員長の国会質問のビデオ上映や要求アンケートを実施。「あなたの悩みを聞かせてください」との呼びかけにこたえ、青年が「国や企業は働く人を大切にしてほしい」などと声を寄せました。

 トヨタ車体本社がある刈谷市で、フリーターの男性(25)は「日雇い派遣で働いていたが毎日仕事があるわけではないし、終日の予定が午前中で打ち切りになることもある。こんな制度は変えなければ」と語り、学校帰りの高校生(16)は「景気が悪化しそうで、就職難とか非正規雇用の雇い止めなど心配」と不安そうでした。

 豊橋駅前で国会質問のビデオを見ていた男性(31)は「トヨタ車体の違法を止めさせたのはすごい」と感激。トヨタ関連企業で働く派遣社員(40)は「今月で契約が切れ更新しないと言われた。寮も出なければならないが次の仕事も決まっていない」と暗い表情でした。

 キャラバンに参加した日本民主青年同盟東三地区委員長は「多くの若者は解決策を模索している。日本共産党といっしょに社会を変えようの声を広げていきたい」として、次はコンビニ前宣伝を計画していると語りました。