愛知民報

【08.01.13】核兵器のない世界に 原爆症訴訟原告らが訴え

元日に宣伝署名活動

 「すみやかな核兵器の廃絶のために」「すべての被爆者を原爆症認定に」と書かれた横断幕の前で、被爆者や青年らが宣伝署名活動を繰り広げました。

 原水爆禁止愛知県協議会(沢田昭二理事長)の呼びかけで、名古屋市の熱田神宮前で1日おこなわれた新年最初の街頭行動です。

 沢田理事長は「核兵器をなくす流れは世界に広がっています。被爆国の日本でこそ『核兵器廃絶』のうねりをつくりましょう」と訴えました。

 原爆認定訴訟原告の中村昭子さん(81)も参加し、「被爆者を二度とつくらないよう核兵器廃絶と私たち被爆者への国家補償を求めます」と話しました。

 この宣伝署名活動には、日本共産党の八田ひろ子元参院議員も参加。署名の呼びかけに初詣の参拝客らが次つぎと署名をしていきました。