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【5/18愛知民報1面より】すやま初美予定候補 農家から切実な要望聞く

キャベツ農家を訪問し、アンケートを取る、すやま初美党県副委員長(参院愛知選 挙区予定候補)と伊藤政志愛知農民連グループ支部長=11日、豊橋市

「農業続けられる収入を」

日本共産党の、すやま初美愛知県副委員長(参院愛知選挙区予定候補)は11日、豊橋市内で野菜農家を軒並み訪問し、経営の状況、後継者、農産物生産で今困っていること、国や自治体への要望などを聞くアンケート活動に取り組みました。軒並み訪問は、同党愛知農民連グループ支部の「要求対話・要求アンケート」の取り組みとして実施。伊藤政志党支部長(愛知農民連会長)とすやまさん、本多正一さん(同事務局長)と末永三夫党県農漁民部長の2組で行動しました。

資機材高騰

今回訪問したのは豊橋市二川地域。一帯はキャベツの大産地で、作業場で収穫したキャベツの箱詰めやトラックへの積み込みが行われていました。伊藤、すやま組は6人と対話。全員がキャベツやたまねぎなど露地野菜の農家で、コメ栽培は「やめた」「家の分だけ」という人が多数いました。

消費税・国保税重く

回答で共通するのは物価高騰です。「肥料も燃料も高い。箱詰めの段ボールも価格が倍に上がっている」「トラクターなどに設備投資をしようとしたらウン百万の出費になる。買い換えようにも自家用車以上に高い」「人件費も高騰している」「相続税が重く不安」というものでした。自家たまねぎの出荷作業中の74歳の人は「消費税を年間30万円ぐらい納めとるよ。この出費は大きい」と回答。別の60代の人は「国民健康保険税が高くてたくさん納めている。年金は国民年金だけなのでもらえる年になっても少ししかない」と語りました。

所得補償と価格保障

キャベツの価格高騰について50代の人は「不安定で高騰しても農家には回ってこない。願いは生産費と収入のバランスが取れること。資機材を買わないと農業は続かない。営農を続けるには販売収入が少なすぎる。所得補償と価格保障が必要だ」と話しました。行動後、すやま氏は「頂いた要望をさっそく国に届ける」と決意表明しました。

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