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腐敗 根本から変える 名古屋でもとむら議員

腐敗した自民党政治を変えようと訴える、もとむら伸子衆院議員=15日、名古屋市中区

 日本共産党のもとむら伸子衆院議員(衆院東海比例予定候補)は15日昼、名古屋市中区栄で昼休みに宣伝し、腐敗した自民党政治を変えていこうと呼びかけました。

 もとむら氏は、政治資金パーティー収入の裏金疑惑をめぐり、国会閉会後の14日に安倍派の閣僚4人が辞任したことにふれ、「辞任をもって終わらせるわけにはいかない。疑惑の解明とともに、岸田首相の責任を追及していく」と強調。問題の根本には、企業・団体献金を受け取り、大企業に利益を誘導する腐敗政治があると述べ、「大企業優先の構造を変えなければ国民の暮らしは豊かにならない」と指摘しました。

 そのうえで、5日に企業・団体によるパーティー券購入や政治献金を全面的に禁止することなどを盛り込んだ政治資金規正法の改正案を国会に提出したことを紹介。「企業・団体献金を受け取らない共産党を伸ばし、国会での力関係を変えていく。すやま初美衆院比例東海予定候補とともに、国会へ駆け上がるために力を貸してほしい」と呼びかけました。

 昼の休憩中に立ち寄った会社員(48)は「疑惑がこれで終わるとは思えない。共産党には風穴を開けてほしい」。自民党支持者の男性は「これだけ不祥事が続いていたら、もう支持はできない」と話しました。

(12月16日 しんぶん赤旗)