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暮らし優先の市政に 刈谷市議選告示 3候補が第一声

 愛知県刈谷市議選が25日告示(7月2日投票)され、日本共産党から現職の山本シモ子(69)、牛田清博(64)、元職の、にいむら健治(68)の3候補が3議席回復めざし力強く第一声をあげました。もとむら伸子衆院議員(衆院比例東海予定候補)が応援に駆けつけました。定数28を有力36人が争う激戦になっています。

 8期目をめざす山本候補は「財政調整基金やお城基金、法人市民税適正課税を財源に、西三河で最低クラスの福祉政策を改善させる。小中学校・幼稚園・保育園の給食無料、保育士増、学校トイレに生理用品設置など市民の声にこたえていく」と述べました。

 再選を目指す牛田候補は「党市議団は市民と力をあわせ、小中学校の教室・体育館にエアコン設置、特別支援学校の建設を実現した。学校給食費無料化の通年化、巡回バス拡充・ミニバス導入をめざす」と強調しました。

 議席奪還をめざす、にいむら候補は「前回は7票差で悔しい思いをした。18歳までの入通院無料化、75歳以上の医療費無料化実現のため再び議会で働かせてください」と語りました。

 もとむら議員は「岸田政権と『悪政4党連合』によって平和憲法が壊されようとしている。軍事費優先、介護・福祉・教育・医療後回しの政治を変えよう。そのために、『宝の議席』である日本共産党の議席が必要です。市議選勝利で悪政ノーの審判をくだそう」と呼びかけました。

(6月27日 しんぶん赤旗)